食・お土産
津軽海峡で獲れる海の幸＆松前ならではのグルメを堪能
荒波うねる津軽海峡に面した松前町は海の幸が豊富。郷土料理や特産品にも松前の海産物がふんだんに使用されています。町内の菓子店でつくられる銘菓にも、海産物がモチーフになったものがあるほど。桜風味のお菓子とあわせて、ぜひ旅のお土産に。
松前といえば「松前漬」
松前漬はスルメと昆布を細切りにし、醤油ベースのタレで漬け込んだ保存食で、北海道の郷土料理。今では北海道内をはじめ、各地で販売されていますが「松前」の名のとおり、松前藩発祥の料理といわれています。
好みの味を見つけよう
松前町内には松前漬を取り扱っているお店がいくつかあります。ときどき「どのお店の松前漬け一番美味しいですか？」と尋ねられることがありますが、お店によって味付けや具材は様々。そのため、町民同士でも好みの味はバラバラ。松前町へ訪れた時には気になる松前漬けを何種類か買って、食べ比べてみるのがおすすめです。
松前漬が買えるお店をチェック！
松前銘菓で土産話に花を咲かせて
二種類の味が楽しめます。どちらもお餅入り
旅のお土産の定番といえば、やっぱりお菓子。お城や桜をテーマにしたものだけでなく、松前で獲れる海産物をかたどったお菓子など、地元菓子店がつくる松前ならではの銘菓が揃っています。
日本茶だけでなく、コーヒーにもぴったり
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マグロの王様、本マグロを食す
松前で獲れる本マグロ
アンケートで「松前町と聞いて浮かぶものは？」と質問をすると、桜・松前城・松前漬・アワビなどの海産物…とご回答をいただきますが、そこにもう1つ加えてほしいのが本マグロ(※)。津軽海峡で獲れる本マグロは、荒波にもまれて育ったことで脂の旨味だけでなく、引き締まった身が味わえます。獲れたあとすぐに船上で活〆された松前の本マグロは、鮮度も品質も抜群です。
※クロマグロのこと。脂のりがとても良く「マグロの王様」とも呼ばれます。
本マグロを食べるには？
本マグロは町内にある各飲食店でお召し上がりいただけます。また、物産店などではマグロの柵などの販売も行っており、運が良ければカマやほほ肉といった希少部位が販売されていることも！
食欲の秋、マグロまつり
毎年9月には松前産本マグロを使ったメニューが食べられる「松前城下マグロまつり」が開催されます。マグロ以外にも松前町の特産品を使ったメニューなどが味わえる、食欲の秋らしいイベントです。会場では本マグロ即売会も行われ、毎年多くのお客様が訪れます。【※2024年は9月22日です】
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まぼろしの岩海苔
一度食べたら忘れられない味
昨今、テレビなどで取り上げられ話題を呼んでいるのが松前の岩海苔。なんだ、海苔か…と侮るなかれ。1つ1つ手摘みされた海苔を丁寧に処理してつくる、地元以外ではなかなか手に入れられない、とても貴重な海苔です。風味豊かな味わいが忘れられず、松前に来るたびに食べたくなる、というリピーターもいるほど。
冬の海、滑る岩場の上で1つ1つ丁寧に摘み取ります。
海苔だんだん
岩海苔のおすすめの食べ方はいたってシンプル。ホカホカのご飯と岩海苔を重ね、そこに少し醤油をたらすだけ。これを2段にしたのが「海苔だんだん」と呼ばれるものです。おかずがなくても箸が進み、気づいたころにはあっという間に完食している、そんな逸品です。
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